京都は、長い歴史の中で多くの美しいものを生み出してきました。伝統建築や文化遺産が存在する街並みの中に、現代的な美が混在し、街全体がまるでユニークなアート作品のようです。
そんな街の一角に生まれた「THE MACHIYA KAZAHAYA」も、古くから守られてきた町家の様式美と現代的なエッセンスが共存した京都らしい空間です。この空間で生まれる新しい視点が、心躍る旅の発見につながることを願っています。
お部屋に入ると、藍染や伝統的な沙綾形 (さやがた) 模様などを想起させつつ、現代的なエッセンスも併せ持つアートが存在感を放ちます。同時に、現代まで守られてきた昔の梁や柱など、町家の特徴も覗えます。古いものを大切にしながら、新しさを取り入れ、さらに良いものを創り出してきた「京都の美意識」を体現したお部屋です。
まるで大きな茶筅のような照明や深い濃紺のタイル、昔の梁を大胆に使用した仕切りなどが目を惹くラウンジ。大きなダイニングテーブルの周りには、骨董やアートなどが置かれ、京都の美を題材とした浮世絵や茶道などの和洋書たちが並びます。気に入った本を手に取ったり、お客様同士で会話したり、思い思いの過ごし方ができる開かれた空間です。
「THE MACHIYA KAZAHAYA」がある四条周辺では、千年の歴史があり、“動く美術館”とも称される「祇園祭」が毎年賑わいを見せます。一方で、流行を取り入れた最新施設やカフェなども多く、今も昔も、常に京都の先端を走り続けている街です。伝統と流行が目まぐるしく交差する街で、好奇心を満足させる旅をお楽しみください。